◾️カエル為に鐘は鳴る
発売機種:ゲームボーイ
発売メーカー:任天堂
発売日:1992年9月14日
〜あらすじ〜
むかしむかし、大変仲の良い2つの国があり、2人の王子様がおりましたとさ。
カスタード王国にはちゃっかり者でクールなリチャード王子がおり、サブレ王国にはあわてんぼうで単細胞な、今回の物語の主人公である王子がおりました。
2人は幼き時からの良きライバルでした。
ある日、“絶世の美女”と名高い「ティラミス姫」が治めるミルフィーユ王国が、悪の大魔王「デラーリン」率いるゲロニアン軍団に占拠されてしまうのです。
2人の王子はティラミス姫を助けるため、ミルフィーユ王国に旅立つのであった…。
〜ゲームの感想〜
あかん。あらすじ説明していたらお腹減ってきた。スイーツが欲しい…。
おはこんばんち!ヒュラでございます。
みんな、カエル、好きかい?
プレイヤーはサブレ王国の王子を主人公としてプレイします。
そしてこのサブレ王子なんですが、最初の印象はある意味王子らしい、口先だけでみえっぱりというか、リチャード王子に負けたくないだけの気持ちで戦いをするような人で、正直あまり好きになれなれなかったんです。
ところが、物語を進めていく内にこの王子はどうやら情に厚く、他人のために本気で行動が出来る奴だと分かってくるんですよね。
そしてどんどん、たくましくなっていきます。
そう、このゲームは1人の王子の成長の物語でもあるんです。
このゲームをプレイすれば、ちょっぴり笑えてちょっぴり泣けて、友情の美しさを知り、冒険の楽しさを感じ、金銭感覚を狂わすことが出来ます。
ゲームの進行としては、フィールドが平面見下ろし型で、ダンジョンに入ると横スクロール型になりアクション操作が必要になります。
とはいえ、ゼルダ程は謎解きが難しくないし、ロックマンのようなテクニックは必要ないし、バトルは“ぽかすか”とオートで進むから戦闘が苦手な人でも大丈夫。程良いゲームバランスでRPG初心者にもオススメです。
順番に進めていけば必ずクリア出来ると思います。
カエルの何が関係あるのかは冒険を始めて程なくして分かり、タイトルの意味は最後に分かりますのでお楽しみにしてください。
〜お子様のプレイし始め時期の目安〜
6歳〜7歳くらいかなぁ?ひらがなとカタカナが読めれば問題ないと思います。元々、絵本とか読んでるお子様だったら物語も理解できて楽しめるはず。
ちなみに僕は子供の頃ゲームボーイを持っておらず(目が悪くなるとかならないとか、そんな理由で親に買って貰えなかった)、親戚の家に遊びに行ったときに従兄弟の兄ちゃんに借りてプレイした思い出があります。
その時はクリア出来なかったなぁ…確か。
当時は…発売した1992年だとすると…8歳か。
あれ?小2か?クリア出来てへんやん。